おながわ教室便り
宮城県女川町の女川教室より 工房や街のことなど、女川情報を季刊でお届けします。バックナンバーはこちら

【2025年 11月号】
前回の更新から3か月、毎日暑い暑いと思っていたらあっという間に暖房をつける季節になりました。過ごしやすい秋がもう少し長かったらいいのに…!
セラミカ工房では、毎年秋恒例の「メモリアルタイルの設置」を行いました。そして嬉しいことに女川以外にもメモリアルタイルが増えたのでご紹介させていただきます。(女川教室 阿部由妃乃)バックナンバーはこちら
メモリアルタイルとは『女川の街にスペインタイルで彩りを添えたい』というコンセプトのもと震災以降ずっと続けてきたプロジェクトです。
体験のメニューとして観光のお客様をはじめ、学生さんの校外学習や修学旅行でもご参加いただいています。
そして今年は嬉しいご縁もあり、女川で開催されたキッズの全国サッカー大会「アイリスオーヤマプレミアリーグ U-11チャンピオンシップ」に出場された皆さんにも作っていただきました。
青森から沖縄まで40チーム。
試合の合間でお疲れだったと思うけどみんな礼儀正しくて良い子たちでした。
いつかまた女川に来て、タイルを眺めてもらえたら嬉しいものです。
今年は大小合わせて290枚設置させていただきました。
ご参加いただいた皆様ありがとうございました。
そして女川を飛び出してもう一つ。
こちらは仙台の泉区にある公園です。
『将監ふれあい公園』
時計台のベンチにはカラフルなスペインタイルが~♪
公園の再整備に合わせて『地域の笑顔が集まるシンボルにしたい』と、去年からご相談をいただいていました。
制作したのは将監地区に住む子供たち。
当日私たちは直接指導をしておらず、事前に女川で体験された大人の皆さんや中学生の生徒さんが中心となって指導されました。
『将監ふれあい公園を活用した地域の絆育成プロジェクト』と書かれています。
タイル制作は遡って~去年の8月。
ついに公園もリニューアルされて、今年の夏に行われたお披露目イベントでのテープカットのお写真をいただきました。
地域の素敵なシンボルですね。
子供たちらしい、かわいい絵がたくさん!

実際に見に行きましたが、本当に素敵でした!
女川にもほしい~~~
これからも女川はもちろん、色んなところにカラフルなスペインタイルが増えれば嬉しいです。
