スペインタイルアート工房 東京・大阪・宮城女川

おながわ教室便り

宮城県女川町の女川教室より 工房や街のことなど、女川情報を隔月でお届けします。バックナンバーはこちら

【2023年8月号】
女川の夏も連日30度超えが当たり前になっているこの頃。蒸し蒸しと湿度も高く、女川でさえ夜は冷房をつけていないと寝苦しい程です。7月最後の日曜日にはみなと祭りが開催されました。(女川教室 阿部由妃乃) バックナンバーはこちら

 「おながわみなと祭り」は震災~岸壁整備、コロナを経て去年12年ぶりに復活。今年で56回目の開催を迎えました。

 今年はパレードも復活。商店街から海岸へ真っ直ぐと伸びるレンガ道を、小学生の鼓笛隊や音楽隊などが行進して楽しませてくれました。

 この日の最高気温は34度! 元気に頑張る姿はパワーをもらいますね~ 感極まって涙ぐんで見ている方もいらっしゃいました。

 こちらは目玉の「海上獅子舞」。 カラフルな大漁旗をはためかせ、各地区の獅子を乗せた船が次々やって来ます。漁業が盛んな海のまち女川、漁に出ている家人の無事な帰港と大漁を願う意味合いも含まれています。

 女川の海の幸と言えばサンマ、カキ、ホタテ、銀鮭、ホヤなどがありますが、今時期はウニがとても美味しいですよ。

 海上での獅子舞は、最後には岸壁に降りて観客の目の前での演舞。10団体、各地区で特色がそれぞれ違うのが面白い。

 獅子頭のアップ。
 頭をかぶりつかれると縁起が良いと言われているので、観客の頭をガブリとしてくれます。これがまた迫力満点! 大泣きする子供も多いのです。

当日の様子が公式YouTubeで見られますので興味のある方がいましたらご覧ください

https://www.youtube.com/watch?v=ANhTvaEA8nM


 締めは「海上花火」。天候に恵まれてとてもキレイに見えました。

 去年より人出は少なく感じたのですが、それでもたくさんのお客さんで活気がある一日でした。何事もなく、来年も開催されることを願います。

写真:仙台市齋木様ご提供



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