スペインタイルアート工房 東京・大阪・宮城女川

おながわ教室便り

宮城県女川町の女川教室より 工房や街のことなど、女川情報を隔月でお届けします。バックナンバーはこちら

【2023年10月号】
今年の夏は異常な暑さでしたね~。女川では、8月下旬に過去最高となる36.9度が観測されました。湿度が100%近い日も多く本当に蒸されるような毎日でした。そんな夏も終わり、最近は一気に涼しくなって秋の風が感じられます。
今回は「メモリアルタイル」の設置のご報告と「おながわ秋の収獲祭」のお知らせです。(女川教室 阿部由妃乃) バックナンバーはこちら

秋といえば私たちの工房ではメモリアルタイル設置の季節です。今回は2022年9月~2023年9月までの分、136枚を商店街に貼ることができました。

「タイル可愛い♡作りたい」という県内の方をはじめ、「女川を訪れた記念に」、「復興の証に」と遠くは広島からの方もいらっしゃいました。

2016年から貼っているタイルは、毎年着々と増え続け~合わせてなんと「2200枚」になりました!
今年もまた女川の街に彩りが増えたこと、ご参加くださった皆さまに心より感謝いたします。

↓メモリアルタイルについて
https://www.ceramika-onagawa.com/workshop/#memorial

今回も貼る作業はプロにお願いしました。

写真を撮った後に気付いたのですが… 一つ逆さまになってしまって、ここは後でしっかり直したのでご安心ください(笑)

コロナが落ち着いてからは個々の体験のほか、校外学習や修学旅行、障がい者施設の皆さん、イベントでの利用もあり、皆さんと楽しくタイルづくりをさせていただいてます。

これは女川町のキャラクター「シーパルちゃん」。女川の街が大好きな方が作ってくれました。
ちなみにシーパルちゃんのモチーフは町の鳥「うみねこ」なんですよ~。

自分のペットがモチーフだったり、推しのアイドルグループの名前を刻んだり、いろんな絵柄があっておもしろいですね。 同じ絵柄でも配色が違い、サインや日付も入っているのでそれが目印にもなります。

メモリアルタイルには、設置されたタイルを見に"また女川に足を運んでほしい"という想いもあります。

今回設置の場所は、私たちの工房がある商店街「シーパルピア女川」の店舗「ガル屋beer」さん、「まぐろ屋 明神丸」さんの外壁基礎部分。
写真左奥に見える白い屋根が女川駅。そこからレンガ道を真っすぐ歩いて来て左手側にあります。

ガル屋さんは自家醸造のクラフトビールが人気のお店。
明神丸さんはまぐろ船主の直営店で、まぐろ丼はいつ食べても最高です!

来年は、1年分をためてまたここの続きから設置していきます。まずは商店街をメモリアルタイルでいっぱいにすることが目標。

また今月10月29日(日)には「おながわ秋の収獲祭」が開催されます!

女川の秋の味覚といえば「サンマ」。 つい先日初水揚げがあり、今年は小ぶりでも脂乗りが良いとのこと。
不漁続きで高級魚になってきているので運営協力費制ではありますが、当日はサンマの炭火焼きやすり身汁が食べられますよ。
炭火焼きの香りがプンプンする一日。ご興味があればぜひ~!

↓おながわ秋の収獲祭2023 ホームページ
https://onagawasanma.wixsite.com/mysite

*右のチラシ画像はクリックで拡大しします



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