スペインタイルアート工房 東京・大阪・宮城女川

おながわ教室便り

宮城県女川町の女川教室より 工房や街のことなど、女川情報を隔月でお届けします。バックナンバーはこちら

【2020年6月号】
6月に入り、日中は半袖で過ごせる暖かい日が続いています。緊急事態宣言が解除されてからは、商店街にも徐々に人出が戻ってきました。各店舗で新型コロナウイルス対策を万全にして営業しています。(女川教室 阿部由妃乃)バックナンバーはこちら

 宮城県の新型コロナウイルス感染者は合計で88人。幸い女川町では出ませんでしたが、私たちの工房は5月31日まで臨時休業としました。

 ステイホーム期間中は出かけるところもなく、子供たちの遊び場として「女川町総合運動公園」のアスレチックが人気でした。JR女川駅から徒歩10分という便利な場所にあり、以前ご紹介した「黒森山」の登山口もあり、近くの住民の方々のお散歩コースにもなっています。

 運動公園の中で子供たちに人気なのが、フィールドアスレチックと全長100メートルもあるローラー滑り台!
 30年以上前からあるアスレチックなので、女川町民なら一度は遊んだことがあるはず。私はローラー滑り台でお尻がしびれたのを覚えています(笑)

 他にも、ちびっこ広場やターザンロープもあり、年齢ごとに自然の中で楽しく遊べる公園です。

 「女川町総合運動公園」には、震災前は陸上競技場や総合体育館、野球場、テニスコートなどがありましたが、現在残っているのはこちらの総合体育館だけ。

 陸上競技場があった場所には災害公営住宅が建設され、現在は「運動公園住宅」となっています。
 野球場のスタジアムの中には3階建ての仮設住宅が建てられましたが、こちらは全て撤去され野球場復活に向けて工事中です。

 テニスコートには震災直後に自衛隊のお風呂が設置されて、私たちも随分とお世話になりました。今では雑草が伸び、駐車場になっていました。

 大きな被害を受けた女川町ですが、高台にあったこれらの場所は津波の被害を免れたため震災後の復旧・復興に向けて大きな役割を果たしてくれました。

 話は変わりますが・・・こちら、何だか分かりますか??

 今、話題の「アマビエ様」を作ってみました!

 疫病よけの妖怪として、コロナウイルスの終息を願って色々なところでコラボされているアマビエ様。セラミカ工房風にポップにカラフルに仕上げてみました。

 でもポップすぎて何だか分からないような?
「AMABIE」の文字が入ってるから大丈夫かな・・・?

 と少々心配ですが(笑)

 こちらはマスク姿のアマビエ様。6月1日からの営業再開と同時に、工房の入り口にお守り代わりに置いています。

 やはりまだ人出は少ないですが、営業再開を待ってリピーターのお客様がご来店してくださるなど、初日から嬉しい出来事もありました。
 消毒、マスク、換気を徹底しながら、これからもお客様を大切に、営業していきたいと思います。

女川教室 (みなとまちセラミカ工房) HPはこちら